2025/08/20
凱奕科技、2025年台北自動化展示会に初出展 「視覚制御多軸運動デモンストレーションプラットフォーム」を披露
凱奕科技は、2025年台北自動化展示会に初めて出展し、自社開発の「視覚制御多軸運動デモンストレーションプラットフォーム」を発表しました。本プラットフォームは AOI(自動光学検査)技術と多軸運動制御を組み合わせ、スマートファクトリーにおける中核的な応用を示すとともに、産業顧客に柔軟性の高いシステム統合ソリューションを提供します。

開発チームによれば、従来の自動化は固定プログラムに依存しており、環境要因や経時変化による位置のズレに即応できないという課題がありました。本プラットフォームは AOI 技術を活用し、物体の位置をリアルタイムに認識して機械にフィードバックすることで、ロボットアームが自律的に調整・学習できる点が特徴です。倉庫で物品が移動された場合でも、機械は変化を検出し、正しい位置を自動的に探し出して作業を完了できるなど、知能化の優位性を発揮します。

今回のデモは基本的な三軸 XYZ を用いていますが、その論理はより複雑な多軸運動やカスタマイズされたモジュールへも応用可能です。さらに、画像認識に加えてレーザー計測による精度向上、WiFi による遠隔操作が可能であり、真空吸盤、空気圧グリッパー、電動グリッパーなど多様なツールを柔軟に組み合わせられます。センサーを搭載することで、安全性と信頼性も確保できます。

ハード面の柔軟性に加え、凱奕科技はソフトウェアのカスタマイズにも注力しています。市販の標準 AOI ソフトウェアとは異なり、顧客のニーズに合わせて開発するため、不要な機能やモジュールを排除し、コスト削減と効率向上を実現します。将来的には AI を組み合わせ、認識精度や知識ベースを継続的に向上させ、スマート製造の価値をさらに高めていく方針です。

凱奕科技の総経理は、「今回の出展を通じて、当社が持つハード・ソフト統合、カスタマイズ開発、スマート自動化分野での実力を業界パートナーに示し、共に未来の製造を探求していきたい」と述べました。